ついうっかり、GB350を買ってしまいました。
これ、絶対コケると思い、納車当日にエンジンガードを取り付け。
かなり苦労したので、取り付ける方法をお伝えしたいと思います。
GB350専用のデイトナ製エンジンガード
今回取り付けたのはGB350専用に設計されたデイトナのエンジンガード。
主にタンクを守る「アッパー」のタイプです。
早速取り付けたイメージを紹介。
黒なので目立たずにしっかりと守ってくれる感じがいいですね。
では、取り付ける方法を紹介していきます。
GB350にデイトナのエンジンガードを取り付ける方法
さすがはデイトナさん、とても詳しい説明書がついています。ですので、付け方がわからないということはないと思います。説明書が転載禁止なので、こちらでは実際の写真を使って解説していきます。
まず純正のホーンを移動させて取り付けるブラケットがついています。このブラケットは「10Nm」で締めるように指定されているので、それほど強く締めなくても固定できます。10mmのレンチで締めます。
エンジンガードの上部は、付属しているボルト(M8)で止めます。12mmのレンチがあればいいでしょう。「35Nm」で締めるように指定されているので、わりと強めに締めるイメージです。
一番苦労するのは、ここのボルト(M10)です。14mmのレンチで締めますが「49Nm」で締める必要があります。かなり下にあるので、体制的に49Nmのトルクを出すのはなかなかにしんどいですね。
ボルトだけで締めるのではなく、ボルトとナットで締めるので、向こう側もレンチで固定しつつ、49Nmのトルクで締める必要があります。
49Nmのトルクがどれくらいかわからない人は、トルクレンチがあったほうがいいと思います。わたしは、こういうアナログタイプのトルクレンチを使いました。
それと14mmのソケットですね。上部の12mmもこのトルクレンチで締めたので、今回ソケットのセットを購入しています。
49Nmで締めるのもたいへんなのですが、最初にこのボルトを外すのも結構たいへんです。こんな感じで、メガネレンチを二本使って外しました。エンジンを固定しているボルトですのでかなり固く締められています。
メガネレンチは、12-14mmと10-14mmの二本持っておくと、無駄にもならず便利だと思いますよ。
横から見ると、エンジンガードはほとんどわからないですね。
これからしっかり守ってくれそうな、頼もしいエンジンガードです。
GB350ってロングストロークのエンジンなので、どんなくらいの回転数で走っているのか知りたい……と思い、同じデイトナさんのタコメーターを取り付けてみました。
GB350にエンジンガードをつけてコケた結果…
いつかコケるだろう……と思ってエンジンガードをつけたわけですが、やっぱりコケましたね。
ちょっと気を抜いてUターンしたら、立ちゴケしてしまいました。
結果……エンジンガードの評価をすることに……
立ちゴケして完全に倒してしまったので、エンジンガードにはこのように大きく白い傷が出来てしまいました。
エンジンガードに傷はできたものの、このようにタンクは無傷です!
さすが、デイトナさんのエンジンガード。アッパータイプで正解でしたね。
サイドカウルにも傷はついていません。
しかし、残念ながら、マフラーには傷がつきました。
これはしょうがないですね。
マフラーはまた、飽きたらカスタムするので……。
エンジンガードのおかげで最小限の被害で済んだと言えるでしょう。
もうコケることはないかな、と慣れてきた頃……。
バカスクが突っ込んできて、緊急回避のためにバイクを倒しました。
今度は逆側。
左側にこけると、ボディは完全に無傷ですね。
ハンドルも挟まっていた、という要因もあると思いますが、エンジンガードに傷がついただけで済みました。
やっぱりバイクはコケます。
無謀なスクーターがいるので、向こうからやってきたらどうしようもありません。
もうしばらく、エンジンガードを外さないでおくつもりです。
GB350は古風な見た目なので、エンジンガードがださい、ということもないと思っています。