GB350の魅力ってこのオールドスタイルですよね。
これをカスタムするとなると、やっぱりカフェレーサーにしてみたい!
元々カフェ寄りのGB350Sもあるわけですが、GB350もカフェレーサーを目指せるはず。
いずれ、カフェレーサーカスタムにするために、パーツを調べておいた備忘録です。
- そもそもカフェレーサーってなに?という話
- GB350のカフェレーサーカスタム:ハンドル
- GB350のカフェレーサーカスタム:フェンダーレスキット
- GB350のカフェレーサーカスタム:ショートフェンダー
- GB350のカフェレーサーカスタム:カフェシート
そもそもカフェレーサーってなに?という話
image source:triumph-mediakits.com
カフェレーサーにするのって特別なルールがあるわけではないんです。
イギリスのロッカーズの時代、1960年代にロッカーズと呼ばれるひとたちがカフェとかパブに集まって、誰が一番速いかバイクで競ったんですね。ルールがあるとしたら、レコードをかけて一曲終わるまでに帰ってくるレースがあったとか。
そのカフェレーサーの始まりがACE Cafeというところで、あのトライアンフさん直々にT120 ACEというモデルを作ってます。ハンドルはコンチネンタルハンドルで純正よりちょっと低いハンドル、つまりカフェ=セパハンではないわけです。
日本のメーカーだとビキニカウル=カフェみたいなところありますけど、個人的には、ライダーが自分たちでカスタムして、誰が一番速いか競ったわけで、余計なものは全部外して速ければ文句は言わせないみたいなところで良いと思うんですよね。
GB350のカフェレーサーカスタム:ハンドル
トライアンフさんのカフェレーサーがコンチネンタルハンドルということで、これはデイトナさんから、GB350専用のハンドルが発売されています。
「LOWスタイルハンドル」という名前ですが、いわゆるコンチネンタルハンドルですね。
GB350専用ということで、スイッチボックスを止める穴も最初から空いているので、ドリルで穴あけする必要がありません。親切。
純正の乗り心地がかなりいいので、純正に近い状態でちょっとカフェスタイルにしたいと思い、実際にデイトナさんのハンドルをつけてみました。
これだけでも、乗り心地にかなりカフェ感が出ますよ!
おすすめです。
もうちょっと調べていたら、デイトナさんが、タコメーター付きのセパハンキットを開発中らしいです……。これはきれいなトップブリッジ……。これが出たら買ってしまうかもしれない。タコメーターもあるとやっぱり楽しいんですよね。
画像引用:https://www.autoby.jp/_ct/17543106
タコメーターがついていないセパハンキットなら、デイトナさんから既に発売されています。
トップブリッジがめちゃくちゃにキレイ……。
ショートサイズのブレーキホースもセットになっているので交換が必要です。
わたしがもし付けるなら、ショップにお願いすると思います。
DIYでこのKITを取り付けた感想をみていると、キーシリンダーの取り外しが難しいようです。シリンダーのネジには頭がないので、ドリル等で穴を開けて……そう考えるとやっぱりショップに頼むのが良さそうです。
同じデイトナさんからトップブリッジだけ、という製品も出ています。
デイトナさんの想定では、トップブリッジ上にセパハンをつけるみたいです。
下にハンドルつけたほうがより攻めた、カフェっぽい姿勢になりますよね。
トップブリッジ下にすると、エンジンの振動が身体に近くなってちょう楽しい気分で乗れます。
その代わり、ロングツーリングが非常にしんどくなります……。
ST250 Etypeでやってみたのですが、かなりしんどい姿勢なんですよね。
デイトナさんのセパハンキットのほうは、トップブリッジ上にハンドルがあるので、そこまでキツイ姿勢にはならないみたいです。
しかし……やっぱりロングツーリングとなると……悩みどころですね。
この前、ツーリングバッグをつけてロングツーリングに出かけたんですが、GB350の純正セッティングって本当に楽に乗れるんですよね。
本当にうまく設計されていると思います。
琵琶湖一周しても余裕があったくらいです。
GB350のカフェレーサーカスタム:フェンダーレスキット
リアをフェンダーレスにするとレーサー感が出ます。トライアンフさんもフェンダーレスですね。
ハンドルと同じデイトナさんからGB350S用のフェンダーレスキットが出ていますが、GB350無印には付けられないらしい……。と思っていたら、デイトナさんからGB350無印にもつけられるフェンダーレスキットが発売されました。
カスタムパーツで定評のあるWirusWinさんもGB350用にフェンダーレスキットを作っています。
画像引用:https://wiruswin.com/gb350/sp_parts/sp_parts_gb350_fenderless.html
タイヤが露出して、かなり攻めている印象になりますね。
あ、このフロントフェンダーも良い……。
GB350のカフェレーサーカスタム:ショートフェンダー
ちょっと前に、ガチガチにカフェカスタムされたエストレヤを見かけたことがあるんですが、ショートフェンダーがめちゃくちゃカフェの雰囲気を出してくれるんですよ。
もっと思い切ってカフェ感を出すなら、フロントフェンダーを取ってしまうってのもアリです。ただし、雨の日にバシャバシャとフロントの巻き上げた雨水を被ってしまうので現実的ではないんですよね。そこでショートフェンダーという解決策になります。
フロントをショートフェンダーにするなら、リアも同じデイトナさんのショートフェンダーにすると、かなり良いスタイルになると思います。
個人的に、フェンダーレスって「今風」という印象があるので、クラシックなクロムメッキのショートフェンダーだと、かなりクラシック(+カフェ)って感じになると思うんですよね。
かなり、リアがすっきりとします。
先ほどもちょっと書きましたが、リアをフェンダーレスにすると雨上がりとかに背中が汚れてしまうのですよね、泥水を跳ね上げるので……。実用性という意味でも良いバランスのカスタムになると思います。
GB350のカフェレーサーカスタム:カフェシート
この写真のように、デイトナさんからカフェシートも出ていましたが……。
どうやら、製造中止になったようです。
あまり売れなかったのでしょうかね……。
【追記】
GB350はいったん生産中止になりましたが、2023年5月26日、排ガス規制に対応した新型GB350が発表されました。
スペックには変更がないようなので、これでまたカスタムパーツが出てくるかもしれませんね。
期待したいです。
今現在、カフェシートを作っているのは「K&H」さんくらいになっています。
最初に紹介したトライアンフさんのシートがフラットなタックロールということで、わたしはこちらのシートに張り替えてみました。
黒で統一されて、カフェ感とクラシック感が出て、とても気に入っています。
カフェシートとなるとワンオフで作ることになりがちですが、売れているGB350だからこそ、専用のカフェシートやタックロールシートが開発できるんだと思います。
ということで、徐々にカフェに寄せていきましょう。
今はまだ……コケて傷をつけるのが怖いので、カフェとは真逆の方向性で、エンジンガードをつけております……。
既に二回もコケてしまい、大活躍していますね。