やっぱりMONOが好き

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WAVES Tune Real-TimeでMIDIキーボードを使ってケロケロさせる方法

このブログではWAVESの使い方を紹介しています。

st250e.hatenablog.com

プラグインの中でもTune系はボーカルの音程が操作できるので楽しいですよね。でも、リアルタイムでMIDIで操作しようと思うと、そういう情報がなかったので、備忘録として記事を書いておきます。

WAVES Tune Real-Timeでボーカルを録音する

使うプラグインはリアルタイムに音程が操作できるこれです。

 

まず、このプラグインを入れた状態でボーカルを録音します。

Target Pitchをオンにしておきましょう。

Target Pitchをオン

 

試験的にC付近の音だけのボーカルの音程で録音します。

ボーカルの音程

 

この音程をTune Real-Timeで操作するためにMIDIトラックを作ります。

WAVES Tune Real-TimeをMIDIで操作する

MIDIトラックのOutputにボーカルの入っているAudioトラックを指定します。

Audioトラックを指定

 

わたしの使っているDAWではWAVES Tune Real-Timeを指定します。

Tune Real-Time

 

そしてMIDIを記録します。

MIDIを記録

もうこのMIDIを記録している時点で、ボーカルトラックの音程はリアルタイムに変化しています。

おもしろい!!

 

ボーカルトラックを再生してみると、WAVES Tune Real-TimeにMIDIが入力されて、音程が変化していることがわかります。

音程が変化している

 

このMIDI入力ができるという使い方は、ボーカルの音程に変化がつけたいときなどに、スパイス的に使えそうですね。

WAVES Tune Real-Timeでケロケロボイスにする

WAVES Tuneの設定は、「SPEED」と「NOTE TRANSLATION」を最小にすると簡単にケロケロボイスが作れます。

最小にする

ちなみに……

MIDIキーボードは使わず、ケロケロさせながら歌いたいだけであれば、「SCALE」の設定を曲のキーに合わせることで、曲に合わせた音程を取りながらケロケロさせることができます。

 

MIDIキーボードを使えば、ケロケロさせながらMIDIでケロる具合をコントロールできるので、なかなか遊べそうなプラグインですよね。

WAVES Tune Real-Timeで歌いながらキーボード操作

ということでやってみましょう。

ボーカルトラックを「In」強制的に出力する状態にして、MIDIトラックを録音状態にしておきます。

MIDIトラックを録音状態

 

ボーカルトラックに戻ると、MIDIキーボードの入力がTune Real-Timeに渡されています。

Tune Real-Timeに渡されている

 

これで、歌いながら音程をMIDIキーボードで操作して、歌声を出力できました!

歌声を出力

 

今回、使っているDAWはAbletonのLive 11 Liteで、MIDIキーボードに付属していたものです。使いやすいDAWなので、ずっとこれを使っていますね。参考までにどうぞ。

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