このブログではWAVESの使い方を紹介しています。
プラグインの中でもTune系はボーカルの音程が操作できるので楽しいですよね。でも、リアルタイムでMIDIで操作しようと思うと、そういう情報がなかったので、備忘録として記事を書いておきます。
- WAVES Tune Real-Timeでボーカルを録音する
- WAVES Tune Real-TimeをMIDIで操作する
- WAVES Tune Real-Timeでケロケロボイスにする
- WAVES Tune Real-Timeで歌いながらキーボード操作
WAVES Tune Real-Timeでボーカルを録音する
使うプラグインはリアルタイムに音程が操作できるこれです。
まず、このプラグインを入れた状態でボーカルを録音します。
Target Pitchをオンにしておきましょう。
試験的にC付近の音だけのボーカルの音程で録音します。
この音程をTune Real-Timeで操作するためにMIDIトラックを作ります。
WAVES Tune Real-TimeをMIDIで操作する
MIDIトラックのOutputにボーカルの入っているAudioトラックを指定します。
わたしの使っているDAWではWAVES Tune Real-Timeを指定します。
そしてMIDIを記録します。
もうこのMIDIを記録している時点で、ボーカルトラックの音程はリアルタイムに変化しています。
おもしろい!!
ボーカルトラックを再生してみると、WAVES Tune Real-TimeにMIDIが入力されて、音程が変化していることがわかります。
このMIDI入力ができるという使い方は、ボーカルの音程に変化がつけたいときなどに、スパイス的に使えそうですね。
WAVES Tune Real-Timeでケロケロボイスにする
WAVES Tuneの設定は、「SPEED」と「NOTE TRANSLATION」を最小にすると簡単にケロケロボイスが作れます。
ちなみに……
MIDIキーボードは使わず、ケロケロさせながら歌いたいだけであれば、「SCALE」の設定を曲のキーに合わせることで、曲に合わせた音程を取りながらケロケロさせることができます。
MIDIキーボードを使えば、ケロケロさせながらMIDIでケロる具合をコントロールできるので、なかなか遊べそうなプラグインですよね。
WAVES Tune Real-Timeで歌いながらキーボード操作
ということでやってみましょう。
ボーカルトラックを「In」強制的に出力する状態にして、MIDIトラックを録音状態にしておきます。
ボーカルトラックに戻ると、MIDIキーボードの入力がTune Real-Timeに渡されています。
これで、歌いながら音程をMIDIキーボードで操作して、歌声を出力できました!
今回、使っているDAWはAbletonのLive 11 Liteで、MIDIキーボードに付属していたものです。使いやすいDAWなので、ずっとこれを使っていますね。参考までにどうぞ。