今の時代、Steamでいろんなゲームが楽しめるのでほんと良い時代になりました。ただ、コンシューマー機からの移植だとキーボードでのプレイが難しいものもあります。そんなわけで、ゲームコントローラーを購入したのですが、かなり良かったのでご紹介します。
- GameSirはどこの国にある?
- 中華製ゲームコントローラーの選定基準
- 中華製ゲームコントローラー「GAMESir T4 pro」
- 中華製ゲームコントローラー「GAMESir T4 pro」の評価
- 「GAMESIR T4 pro」Mボタンの設定について
- 「GAMESIR T4 pro」のMボタンが使えるゲームが来た!
- 「GAMESir T4 pro」の安価版「GAMESir T4w」をレビュー
- 「GAMESir T4 pro」「GAMRSir T4w」LEDの設定
- GAMESir T4 proが壊れた場合
GameSirはどこの国にある?
単純に中華製……と考えていましたが、GameSirがどこの国にあるのか、検索する人が多いようですので調べてみました。
Linkedinによると中国の広州市に本社があるようです。
広州市は香港の近くにある港湾都市で、ホームページがhttps://www.gamesir.hk/ですので香港のドメイン、香港にあると考えてもいいと思います。
香港のすぐ北に電子機器で有名な深セン市があって、そのまた北に広州市があるので、香港を中心としたテックカンパニーのひとつですね。
中華製ゲームコントローラーの選定基準
ゲームコントローラーを選ぶにあたって考慮したのは以下の項目です。
- XBOX純正コントローラーより安い
- 操作スティックの感度が良い
XBOX純正のコントローラーにすればWindowsとの相性もよく間違いなく良いわけですが、コントローラーよりキーボードでゲームする機会の方が多いので、お安い中華製でいいんです。
ただし中華製コントローラーを選ぶにあたっては注意点があります。それは操作スティックの感度が悪いこと。アナログスティックは0〜100までの傾きを検出して欲しいのですが、15〜100みたいに、ちょっとだけ傾けたスティックを検出してくれないらしい。
そこでAmazonのレビューを参考に評判が良かった中華製ゲームコントローラーがこれです。
だいたいの中華製コントローラー(日本製もですね)が2,500円くらいでありますが、評判が悪いものが多いです。このコントローラーは4,000円なので高めですが、ちゃんと機能してくれれば安物にチャレンジするよりも良い選択ではないでしょうか。
中華製ゲームコントローラー「GAMESir T4 pro」
Amazonで注文して翌日には届いた「GAMESir T4 pro」同梱物はこんな感じです。
Bluetoothにも対応していますが、2.4Ghzのワイヤレスレシーバーがついています。ぼくのWindows機にはBluetoothをつけてないのでちょっとうれしいですね。まあでも、おそらくUSB接続しかしないと思うところではあります。
サクっとPCにUSB接続すると問題なく認識してくれました。
謎に光りますが最近のゲーミングなんとかはとりあえず光るのでいいとして、中央の青いインジケーターでUSB接続されていることがわかります。付属のワイヤレス接続をするためには、「X」ボタンを押しながら「HOME」ボタンを長押しすることでワイヤレス接続できます。
このあたりはちゃんとした日本語のマニュアルがついているのも好印象です。Bluetooth接続でiPhoneにもつなげるので、Steam Linkを使ってリモートプレイなんかもできます。
中華製ゲームコントローラー「GAMESir T4 pro」の評価
肝心のアナログスティックの感度ですが、評価するためにCrisys3のチュートリアルをプレイしてみました。
コントローラーでAIMしたことがないので下手なんですけれど、しっかりAIMできるだけの精度はあります。スティックをちょっと傾ければ、ちゃんとその方向に動いてくれます。感度が悪いみたいな違和感は得にないですね。
特になにも設定する必要なくプレイできたので、互換性にも問題ありません。
XBOX互換コントローラーとして必要充分な性能を持っているコントローラーです。
「GAMESIR T4 pro」Mボタンの設定について
このコントローラーは「ダークソウル3」をやるために買ったのですが、ちょっと問題がありました。それは「Mボタン」というカスタマイズボタンが握る部分の裏についていて、ちょっと持ち替えた時にボタンが押されてしまうのです。
慣れれば押さないようになるかなと思ったのですが、このボタンを無効化する方法が説明書にあったので無効化しました。
- M1ボタンを押しながらSTARTボタンを押す(右スティックの周りが紫色になる)
- 本来ならここで割り当てるボタンを押すところを、なにもしない。
- M1ボタンを再度押すと右スティックの周りが通常の青に戻る
これでM1ボタンを無効化できます。あとはM2〜M4まで同じ操作をすれば、全て無効化できます。
ちなみにボタンを割り当てる際にA→B→L1の順番で押してからMボタンを押せば、順番に高速入力してくれるみたいです。ゲームによっては便利かもでですね。
「GAMESIR T4 pro」のMボタンが使えるゲームが来た!
最近はGTA5を200時間以上、このコントローラーでやっていますが、特に不満はありません。車の運転で細かいハンドリングもできますし、トリガーでアクセルワークもできます。
GTA5はMODがいろいろ入れられるので遊んでいるのですが、車のギアをマニュアル操作できるMODを入れてみました。でもコントローラーだとボタンが足りないんですよね。
そこでやっとMボタンの出番です。
Mボタンはグリップの下部にあるので、R3とAというぜんぜん違うボタンをM1とM4に割り当てました。するとハンドルのペダルチェンジのような感覚でギアチェンジができます。Mボタンを使うことはないかなと思っていたのですがあると便利ですね。
今はForza Horizon 4にはまっています。
MTで操作したいのですが、ちょっと無理やりな設定にして……。
M1とM4にシフトダウン、シフトアップを設定することで、パドルシフト感覚でプレイできます。楽しい!
「GAMESir T4 pro」の安価版「GAMESir T4w」をレビュー
この記事を最初に書いてからかなり時間が経って、GAMESirはAmazonでも認知度のあるメーカーになってきました。もう信頼できるメーカーに成長したと言えるのではないでしょうか。
今になってAmazonのレビューをみてみると、YouTuberの間でも一時期話題になっていたようですね。話題になるのもうなずけます。T4 proを2年間使ってとうとう壊れましたが、これだけ使えてこの値段なら、わたしもちゃんと使えるコントローラーだと自信をもっておすすめできます。
GAMESir T4wのProとの違いは以下のとおりです。
- 有線接続しかできない
- Mボタンがない
有線接続しかできない点は、それほど問題ではないかなと思います。Pro版の方でSteam Linkを使ってiPhoneでリモートプレイ!!とやってみたのですが、まだちょっとゲームをガシガシ遊べるほどには、Steam Linkが使えなかったのです。今後変わってくるかなとは思います。
もうひとつのコスト削減として、裏面にあるMボタンがありません。これはちょっと気になる……。よくある操作として「ダッシュはLSを押し込む」という操作がありますが、あまり好きではないので、LS押し込みをMボタンに割り当てることが多いのです。これができないのは、プレイには支障ないものの、自由度としては下がります。
ただし、LSとRSがしっかりしているというGAMESirの特徴はしっかり引き継いでいます。同じ2,000円台の中華コントローラーを試してみたのですが、2ヶ月ほどプレイしたくらいでLSが壊れました。GAMESirなら2年はもつはずですので、この違いは相当大きいです。
現在、FarCry6をプレイしていますが、T4wはAIMがとてもやりやすい!
ほとんどハンドガンだけでがんがん敵をヘッドショットできます。
もしMボタンが要らないな、と思うのであればT4wも自信を持っておすすめできます。
「GAMESir T4 pro」「GAMRSir T4w」LEDの設定
ちょっと気になるポイントはコントローラーをつないだままにしておくと、Rスティックとボタンがずーっと発光しているところくらいです。180秒経つと自動的に消えるのですが、ちょっと気持ちが悪い……。これも設定で消すことができます。
- LTとRTを同時に押しながらRステックを押し込む
- 3つのボタンを押したまま、十字キーの下を押す
- 下を押すたびにだんだんLEDの発光が弱くなり、最後の段階では消灯する
ゲーミングなんとかというデバイスはとにかく光るのでちょっと困ったりしまが、これでつなぎっぱなしでもインジケーターだけが光っている状態になります。
ちゃんと設定で消すことができるのは好印象ですね。
日本語の説明書にちょっと誤字があるくらいで、GAMESirはどんどん良くなっています。
GAMESir T4 proが壊れた場合
やっぱり背面のMボタンが欲しくてT4 proを書い直したのですが、前のやつは2年間毎日使えたのに、今回の個体は半年ほどで壊れました。でも大丈夫、GAMESirのコントローラーは一年間の保証があります。
Amazonの購入履歴からメッセージを送ると、アプリが送られてきて、このアプリで壊れているか確認してくれとのこと。こんな感じのアプリです。
スティックを倒していないのに、誤入力されるようになってしまいました。
確認に1日かかって即日、交換機を送ってくれて、2日目には交換機が届きました。
めちゃくちゃに素早い対応。
やっぱり売れているだけあって、評判には気を使っているのでしょう。
壊れても安心の中華コントローラーです。