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【FX-2020A+】中華デジタルアンプはこれを買っておけば間違いない!おすすめ!【FX-AUDIO】

ある程度ちゃんとしたアンプが欲しくて、かなり長い間Amazonを捜索していました。

なかなか見つかりませんでしたが、最終的に買ったのはこのアンプ。

かなり悩んだ結果、中華アンプというより日本で設計されているFX-AUDIOのアンプにしました。

何故なのか説明をしていきます。

中華アンプはギャンブル性が高い!FX-AUDIOであれば…

中国製のデジタルアンプ、いわゆる中華アンプは値段が格安のわりに良い音が出るということで、オーディオマニア中心に人気があります。

そういう人たちは中華アンプをいろいろ買っているので、まあ趣味の一種ですね。

しかしメインで使うアンプを中華アンプにしたいとなると以下のような問題が出てきます。

 

・電源がついていないことが多いので追加で費用がかかる

・その電源も規格が日本のものと違う

・使われているプロセッサーが明記されているものと違う場合がある

・組み立て精度が悪く初期不良が多い

 

中華アンプだと3〜4,000円で買えますが、説明とは異なるプロセッサーが使われていたり、初期不良が起こったりするとガッカリしますよね。

そこを含めてオーディオマニアの人たちはいろいろやっているのですが、メインを欲しい場合には困ってしまいます。

3,000円かけてギャンブルする気にはなれません。

FX-AUDIOのアンプは日本で設計されているため信頼できる!

その点、FX-AUDIOは日本のノースフラットジャパンが設計して販売しています。

ショップの名前だと「NFJストア」です。

生産は中国だと思われますが、中華アンプであるような「別のプロセッサが付いていた」という問題は起こらないでしょう。

組み立て精度についてはあまり大差がないかもしれませんが、日本の会社が販売しているため交換もスムーズに行くと思われます。

 

ただし電源は別途必要になってきます。

この電源が日本の電源と同じ外径5.5mm 内径2.1mmセンタープラスなので入手しやすく、もしかしたら家に転がっているかもしれません。

FX-AUDIOの最安デジタルアンプはどうなのか!?

信頼できそうなFX-AUDIOでまず目をつけたのはこのデジタルアンプです。

ただ少し気になることが……。

 

Amazonのレビューをみてみると評判はかなりいいのですが、一つだけ「高音域が出ていない」という指摘がありました。

これをどう考えるかですが、それほどいいスピーカーを使っていないのであれば問題にならない程度の話だと思います。

しかしわたしにとっては購入を思いとどまらせるレビューになりました。

FX-AUDIOのデジタルアンプおすすめはこれ!「FX-AUDIO FX-2020A+」

最終的にわたしが購入したデジタルアンプはこれになります。

先ほど紹介したアンプととの違いは、定評のあるTripath社製「TA2020-020」というプロセッサが使われているところです。

 

この「TA2020-020」というプロセッサは100万円のアンプと遜色ない音が鳴ると大きな話題になり、今の中華デジタルアンプの火付け役となったプロセッサです。

しかしこのプロセッサは現在作られていません。

中古のTA2020-020をFX-AUDIOで集めて再利用して作られているアンプがこのFX-2020A+になります。

 

それから時代が変わり新しいプロセッサで中華アンプが作られていますが、先ほど書いたようにプロセッサ指定で中華アンプを買ったのに、付いてきたプロセッサが違ったなどということが起きています。

 

このアンプは1万円と、中華デジタルアンプの中では高級品になります。

しかし日本企業の安定性と、「TA2020-020」という伝説のプロセッサを使えるというメリットを考えると、安心を買うという意味でも価値のある金額だと思います。

FX-AUDIO「FX-2020A+ CUSTOM」の長期レビュー

このようなデジタルアンプはボリュームを75%くらいまで上げてやるといい音が鳴るようになります。

そうすると出音は輪郭がはっきりしていて、特にバスドラムの音が力強く鳴ってくれます。

しかしシンバルなど高音にベールがかかったような感じで抜けが悪い…。

 

このアンプにはトーンコントロールが付いているので高音をあげればいいのですが、トーンコントロールを使わずダイレクトモードで使いたい。

このダイレクトモードもこのアンプにした理由のひとつなのです。

 

このときAmazonのEcho DotからLINE出力でアンプに繋いでいたのですが、MacBook Proに繋いだUSB-DACに差し替えたところ、高音のベールが取れました。

つまり安物のDACではこのアンプの本当の力は出せません。

 

低音から高音まで音抜けが良い、聴いていて楽しくなる音です。

出る音はちゃんと出て、繊細な音は繊細に鳴ります。

ある程度いいDACを使って信号を入力してやると素晴らしい音を鳴らしてくれます。

言い方を替えればDACの良し悪しがわかるほど忠実に音を再現してくれます。

 

それからしばらく経ち、仕事で音響を扱うようになったのでミキサーを入れて環境を整理しました。

このミキサーの音が素晴らしく良い、ということがわかるのも、このアンプのおかげです。

st250e.hatenablog.com

このミキサーをアナログのミキサーとして使うと超低ノイズで音がクリアですが、USB-DACとしてミキサーを使うと、途端に音の鮮やかさが無くなります。

別のオーディオインターフェイスを通すと高音がもやりますが、Macから出力すると、もやが消えてクリアで鮮やかになります。

そこまでわかるのが、このアンプです。

 

 

最初、12V5AのDC電源で鳴らしていたのですが、保護回路が働き落ちることがありました。

定格電圧は12V2A以上なので、12V3AのDC電源で鳴らすようにしてからは保護回路は働きません。

逆に保護回路まで信頼できることが確認できてしまいました。

 

自信を持ってこのFX-AUDIO「FX-2020A+ CUSTOM」はおすすめできるアンプです。

分解してみましたが、ちゃんとTA2020-020のプロセッサでした。

電源は外径5.5mm 内径2.1mmセンタープラスで入手しやすい。

さすがは日本の会社というところでしょう。

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