公式ページによると、新しいMacOS「Mojave」に対応しているとのこと。OpenGLのサポート廃止という大幅なアップデートに「ESO」エルダースクロールズ・オンラインが対応したのか!しかし不安なので、検証環境を作って動かしてみました。(追記)その後の対応にも言及しています。
ESOのMacOS Mojave対応にはカメラがグルグル回る問題が!?
外付けのSSDにMacOS Mojaveをクリーンインストールして、ESOをインストール。早速、プレイしてみようと起動すると、動きます。しかし…カメラが延々とくるくる回ります。ずーっとマウスが横に動いていると検出されている?とてもプレイできないではないか…。
調べてみたところ、この問題は既に解決されているというサポートフォーラムのスレッドを見つけました。「システム環境設定>セキュリティとプライバシー>アクセシビリティ」で、DMMGamePlayerのチェックを入れれば、この問題は解決します。
ESOを最初に起動した際に、「DMMGamePlayerのアクセスを許可しますか?」といったダイアログが出てきて、個人的にPlayerをあまり信用していないので、許可しなかったのです。ちょっとお行儀が悪いんですよね、こいつ…。しかしこれが不具合を呼んでしまいました。「許可」しておけばこの問題は起こらないと思いました。が…。
MacOS MojaveでESOのDMMGamePlayerがアップデートされると再発する問題!
(追記)この記事を書いて以来初めて、DMMGamePlayerがアップデートされました。その結果、画面のカメラがグルグル回る現象が再発。どうやらアップデートされると再度、手動での登録が必要なようです。
解消するためには「システム環境設定」を開き、「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
「アクセシビリティ」を選択し、「鍵」をクリックしてパスワードを入力します。
「DMMGamePlayer」を「−」でいったん削除します。
そして「+」をクリックして再度「DMMGamePlayer」を登録します。
どうやら、アップデートの度にこの作業が必要になりそうです…。おそらくDMMGamePlayerのシグネイチャーが変わるからだと思われますが面倒…。
ESOのmacOS Mojave対応はマウスのポインターに問題が残る
ただ気になるのが、マウスポインターが消えてしまうバグは解決の気配がありません。これ、イライラするんですよね。
あまりに気になるので調べてみたら、MacBook(Air)特有の問題のようで、古いmacOSでは「マウスの軌跡を表示しない」にチェックを入れれば解決したようです。しかしMojaveにはその設定項目がありません。アメリカのフォーラムでも問題として上がっていますが、根本的な解決策はまだありませんでした。
とりあえずポインターを表示させる方法として、ウィンドウ表示のフルディスプレイでプレイする。そしてポインターが消えたら画面外にマウスを出して、何度か画面内に入れることで再表示させる。今のところこの方法しかないと思われます。
ESOのmacOS Mojave対応は問題があるものの許容範囲か
実際にプレイしてみると、なんとなくグラフィックの描画が軽くなったような気がします。外付けSSDに全てをインストールしていても快適に遊べるので、おそらく軽くなっているのでしょう。MacBook Airという貧弱なマシンを使っているので「高」に設定すると遅延がありますが、「中」の設定であれば問題ありません。
この記事の初稿を書いてみて、まあ許容範囲かなと思い、メイン環境をMojaveにアップデートしました。が。まさかDMMGamePlayerバージョンアップの罠があるとは…。これはmacOSのセキュリティに関わる問題なので、どうしようもないでしょう。あまりDMMGamePlayerに余計なことをして欲しくない…。
あと、マウスの問題は早くなんとかして欲しいところですが、Macで遊べるだけでも貴重なので文句は言わないでおきます。
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