わたしはGB350に乗っていますが……
このバイクの魅力って、クラシックな印象のバイクというところだと思います。
だったら、ヘルメットもクラシカルなものにしたい。
そこで、ネオクラシックのヘルメットを買ったのですが……。
この記事に関連して、GB350に似合うヘルメットのレビューもしています。
ネオクラシック・ヘルメットのインプレッション
マットブラックのGB350に合わせて買ったのは、このネオクラシックなヘルメット。
いつもフリーサイズのヘルメットを使っていましたがちょっと大きいので、このMサイズがとてもフィットする感じでよかったですね。
クラシカルなバイクの雰囲気に合う、良いデザインだと思います。
ただし、少々問題が……。
見た目がクラシックなのはいいのですが、作りもクラシックになっていて、シールドを曇らないようにする工夫が何もありません。
冬の5℃以下くらいの気温で走ると、シールドが曇って仕方がない。
これはどうにかならないものか……。
調べてみると、最近のフルフェイスにはブレスガードがついていて、吐息がシールドにかからないようになっている。
これをなんとか、自作するなりして取り付けたくなったんですよね。
ネオクラシックのヘルメットに自作ブレスガードを取り付ける
ブレスガードを完全自作する、というのはハードルが高いので、既製品で流用できそうなものを探しました。
そこで見つけたのがこれです。
Amazonのレビューで流用した人もいたので、これならいけそうだと早速注文。
見てみると、前面のプラスチック部分をチンガードに差し込むようになっていて、かんたんに流用できそうです。
この商品は、元々ついているブレスガードの機能を強化したい場合に、元のブレスガードを外して、このブレスガードを取り付けるというオプション部品のようです。目的としてはぴったりです!
この隙間に差し込んでいく形になります。
OGKカブトのオプション部品なので、引っ掛けるためのツメがついていますが、これは余計なので切ってしまいます。
あとは隙間に押し込んでいけば……
完成です。
完全自作ではなく、OGKのオプション部品を流用して良かったところは、鼻の部分に芯が入っていて、鼻の形にあわせて調整して固定できるところですね。
かなり密着してガードしてくれます。
さて実際に、ブレスガードをつけてバイクに乗ってみるとめちゃくちゃに快適!
ブレスガードなしでは、大きく息を吐くと全く前が見えないくらいに曇りましたが……ブレスガードありだと、息が全て下に抜けていきます。
かといって、全く曇らなくなるか、というとそれほどではなく、フルフェイスのヘルメットの内部はだんだんと湿度が上がっていくので、時々シールドを上げて外気と入れ替える必要があります。
それでも、ブレスガードありとなしとでは、快適さが全然違いますね。
ちなみに、ネオクラシックのヘルメットにはもうひとつ、ワンタッチであごひもが締められないという課題があったので解決しています。
自作ブレスガードで眼鏡が曇る問題を解決
このブレスガードのおかげで、シールドは曇りにくくなりました。
気温が5℃〜10℃くらいだとシールドは曇らない、と言っていいくらいです。
しかし新たな問題が……。
ブレスガードで顔の下半分が分離されているのですが、ほおに密着しているわけではありません。
そのため、少しだけ息がもれていきます。
そうすると、眼鏡が曇る……。
マスクをしていると眼鏡が曇るのと同じような状態になります。
この眼鏡が曇る問題は、避けられない問題らしく、曇り止めくらいしか方法がありません。
そこで、こちらの曇り止めシートを試してみました。
完璧です!
曇り止めの効果を甘くみていましたね。
5℃〜10℃くらいの気温であれば、眼鏡は曇りませんし、シールドもブレスガードのおかげで全く曇りません。
視界が良いと、本当に気持ちよく乗れますね。
全てのネオクラシックにおすすめしたいブレスガード
おそらく、今回紹介したブレスガードは、たいていのネオクラシックヘルメットに流用できると思いますので、ぜひ試してみてください。
本当に効果があるので、ヘルメットをかぶるのが楽しみになりますよ。