失敗してもネタにはなります。
ライトやウィンカーあたりをカスタムしたい。あるいはせパハンにしたいとなると、トップブリッジを外さないといけません。特に予定はないものの、外してみて構造をみてみたいと思い、ホムセンで安いレンチを購入してきたのですが…。
ST250 Etypeのステムボルトはめちゃくちゃ固く締まっている…!!
ネットでハンドル周りのカスタムを調べてみると、みんなとりあえずトップブリッジを外しているので簡単なものだと思っていました。
いや、簡単なんです。ステムボルトを外せばいい。 しかし2,000円で買ってきたホムセンレンチでは「全く歯が立たない」。え?逆ネジなの?と思うくらい回らない。
そして初めて調べました。ステムボルトの締め付けトルクを。「暇ちゃん」さんのサイトをみてみたら、「65Nm」。ハンドルなんてわずか16Nmで止まってるんです。
まさかそんなに固いとは知らず…。他のブログで「65Nm」を出すのには相当苦労したと書かれているアクスルシャフトも同じトルクです。それくらい固く締まっている。
まあ、あれですよ。SR400は110Nmみたいですし、要はテコの原理で締めれば問題ないわけです。
ST250 Etypeのステムボルトに対抗するためにトルクレンチを購入
そもそも初心者なので、どれくらいの力をかければどれくらいのトルクがかかるのか、全くわかりません。どうしたものかとAmazonを検索しているとこのようなトルクレンチを発見。
どれくらいのトルクがかかっているのかアナログで見えるわけです。しかも安い!これを使ってステムボルトを外すというよりは、バイクのメンテナンスに必要なトルクの感覚を身につけるということにします。
今すぐ、トップブリッジを外して何かしたい訳ではないので、バイクの勉強ですね。何ごともやってみないとわからないものです。
【追記】とても役立ったトップブリッジ用激安トルクレンチ
この記事を書いてから2年が経ち……2021年の4月にとうとうST250 Etypeのセパハン化を決行しました!
このセパハン化で、先ほどの激安トルクレンチが活躍することになります。
ステムボルトがめちゃくちゃに硬かったんですが、これはどうやら、購入したバイク屋さんが固く締めていたみたいです。トップブリッジを外す時には65Nmどころのトルクではありませんでした。どうやらバイク屋さんは「勘」で締めているらしいですね。
セパハンにして締めるときはちゃんと65Nmで締めました。それでもよく見かけるショートタイプのトルクレンチでは出せないトルクだと思います。紹介した安いトルクレンチは長いので外すときもつけるときも役立ってくれたということになります。