ST250 Etypeを中古で買ったんですけど、予算の都合上、かなりボロボロの状態だったんですよね。ブレーキレバーを折れていたりして……。で、純正ヘッドライトもちょっと割れていたんです。それならばと一気にオールドスタイルのヘッドライトに交換しました。
ST250 Etypeのヘッドライトをルーカスタイプに交換する
このルーカスタイプのライトを取り付けることにしました。純正のヘッドライトってバランス的に大きめなので、この黒のケースにすることで小さくして締まった感じを出していきます。
本格的なビンテージスタイルにするために、本物のルーカス純正ライトも購入することにしました。もう貴重な純正ライトなので結構なお値段ですが、買ってから2年経っても球切れなどはないですね。
この本物のルーカス製ライトにすると何がいいか。レンズが前面に丸く突き出るシルエットになってすごく雰囲気が良くなるんですよね。
【追記】このカスタムは初期の頃にやりましたが、正解だと思っています。ライトケースが黒で、ショックカバーも黒、おまけでネームプレートも黒なので一体感があります。
ではつけていきましょう。
ST250 Etypeのルーカスライトとリムの組み立て方が難しい
ルーカスライトをヘッドライトケースのリムに固定するのですが、これがなかなかに難しい作業でした。
固定金具はこのようになるのが最終形なのですが、最初の1箇所でこの状態にしてしまうと、テンションがかかりすぎて組めなくなります。
そこで3箇所の片側だけリムにはめることで、テンションを分散。
そして最終的に3箇所とも固定することでルーカスライトとリムを組むことができました。
とりあえずヘッドライトのケーブルをつないでみたところ、問題なくHi/Lo共に点灯します。
ルーカスタイプヘッドライトを取り付けるST250 Etype側の準備
ライトケースから交換となるので、まずはST250の純正ライトケースを外さないといけません。コネクタを抜いて外せるようにします。
うーん。この緑のコネクタだけ固くて外せませんでしたが、要はケースの穴を通ればいいので問題ないでしょう。
このように、ライトケースを取り外すことができました。
次はライトケースの取り付けです。
ST250 Etypeにルーカスタイプヘッドライトを取り付ける!
今度は逆にケースへコネクタ類を入れていくだけなので簡単です。あっと言うまに。
しかしここで問題が。ライトケースが小さくなっているため、配線をとり回してもライトが入りきりません。そのため、純正の絶縁カバーからツーパーセンターのケースについていた絶縁カバーに交換。これの方がかなり小さい。
これでなんとか収めることができました。【追記】この後、いろいろ電装系を追加したので今ではこの絶縁カバーはつけていません。ショートしたりしないので、つけなくても問題はないです。
上部のボルトでリムをカバーに固定することになります。
ちなみに、ライトステーは純正のままで、純正のゴムのスペーサーを流用してライトを固定しています。純正のゴムのスペーサーのままで固定しておくと、光軸の調整もぐっと力で上下に動かせるので簡単に調整できます。
ST250 Etypeにルーカスのヘッドライトでひとまずクラシックカスタム完成
では、仕上がりを見てみましょう。
ここまで、ネームプレート、フォークブーツ、そして今回のルーカスタイプヘッドライトで当面のクラシックカスタムが完成しました。ヘッドライトカバーを黒にして、締まった印象になっています。
これは満足度が高い。次はカフェレーサーカスタムを考えていきたいですね。
【追記】
このライトをきっかけに、ST250 Etypeのいろんなカスタムをすることになってついに、カフェレーサースタイルと言えるくらいになりました。
セパハンにすればカフェっぽくはなると思うのですが、このルーカスタイプのヘッドライトがかなり効いています。純正と比べて小さいので、ST250には見えないくらい……よく「カワサキですか?」って聞かれます。いいえ、スズキです。
セパハンの記事もありますのでよかったら読んでくださいませ。