バイクのカスタムがしたい…。 カスタムって言ったらまずハンドルじゃないの? 中古のスズキST250eを購入してすぐ、納車前から工具を揃え始めます。
用意した工具は、
・プラスドライバー
・KTCメガネレンチ(08,10,12)
・マキタ有線ドリルドライバー
・ホムセンのステンレス用ドリルビット(1mm、2.5mm、5mm)
・パーツクリーナー
・切削オイル
これくらいです。
ST250純正ハンドルからパーツを外しまくる
まずはフロントブレーキから、8mmのメガネレンチだと簡単に外れます。やっすいスパナでは舐めてしまってダメでした。スイッチボックスとレバーはカプラで繋がっているので、それも抜いておきます。
前もって調べておいた情報では「アクセルはスイッチボックスとセットになっていて、抜けるようになっている」とのことでしたので、アクセルと、左グリップ、クラッチレバーが残った状態で、トップブリッジを外します。
トップブリッジが外れたら、スルッとアクセルを抜いて一旦離脱。したかったので、クラッチワイヤを外しました。レバーの構造をお勉強…。そして、作業場へハンドルをもっていきます。
そして左グリップを外す。YouTubeでみた通り、ドライバをグリグリ差し込みながらパーツクリーナーを吹き付けます。
すごい。ちょー簡単に外れる。パーツクリーナー小さいのにすればよかった…。 さて、パーツが全て取外せました。
ちょっとした達成感。
ST250純正ハンドルに逆付けの穴を開ける
いよいよ、穴あけの時間です。ステンレス製なのでパワーが必要だと思い、マキタの有線ドリルをメルカリで購入。ホムセンで1mmと2.5mm、5mmのビットを買ってきました。スイッチボックスの突起は5mmになっています。
全く計画性がないというか、「ハンドル逆につけるんだから、穴も真逆でいいんじゃないの?」という安易な計画。裏から開けるので「センターポンチ」が必要ありません。いい思いつきだと思ったのですが…。
1mm、2.5mmの穴は裏から開けます。切削オイルをふんだんに。それほど難しい作業ではありませんでした。そして5mmの穴は表から開けます。2.5mmの穴が開いているわけで、ズレません。
見にくいかもしれませんが、無事貫通しました。
これで組んでみるぞ!!達成感はかなりのものです。
ST250純正ハンドル逆付け!完成!…か?
レバーやスイッチボックスを外した逆の順番で取り付けるだけなのであとは簡単です。
と思ったら問題発生!純正ハンドルを逆付けして、一番下まで下げると、左にハンドルを切った際、ウインカースイッチを押してしまいます!これはもう少し上げることで回避することに。
いよいよ完成!!と思いきや、見てください。フロントブレーキがあり得ない方向を向いています。
ハンドル逆付けなので、真裏に穴を開ければいいと思ったところ、そうするとアクセルワイヤがちょうど、フロントブレーキの位置にくるので取り付けができません。ハンドルが下がるので、手首の角度も大きく変わります。それ、まあ、やってみないとわかりませんね…。
クラッチ側はかなり窮屈なものの、操作できるようには組めています。アクセル側のスイッチボックスの穴を90度回した角度で開けることにして、今日はここまで。穴あけのやり方はわかったので、そう時間はかからないでしょう。